FCA 福島県フリークライミング協会
2016県総体
結果速報
6月15日(水)に成年の予選会(成年男子11名、成年女子3名)、19日(日)に少年の選考会(少年男子12名、少年女子2名、ジュニアクラス7名)の計35名の参加で無事終了いたしました。選手のみなさんの素晴らしいパフォーマンスありがとうございました。見ていて感動しました!。また審判・役員の皆様誠にありがとうございました。
成年の選考会は本来は18日(土)に実施したかったのですが、千葉のジムRockyのカラーオブファイヤーのボルダリオングコンペに参戦する人が多くやむなく平日の水曜しかも19時からスタートしました(勤務が終える時間を考慮して)。しかし例年なく14名もの参加申し込みがありました。当然終わる時間は23時近くまでかかりましたが。最初はボルダリングでオンサイトベルトコンベア方式で6課題でした。ほとんどルートは平松幸佑さんにセットしていただいきました。当然課題の内容は非常にいいものばかりでした。成年男子は6本中4本完登した國分選手が断トツの1位、2位は2完登で成井選手、1完登で佐々木、安藤、永野、長谷川、佐藤選手が並びアカウント差で佐々木選手が3位に入りました。5課題目は走り込んでホールドを捉えるコンビネーション系で平松セッターらしい今風の課題が出ました〜。9人はランニングのコンビネーションができたけどその後の処理ができたのは國分選手だけでした。6課題のスラブ課題も平松セット課題。普段やり慣れていないスラブに悪戦苦闘。手首を返していくマントルまで行った成井選手がゴール間際までいきましたがバランスを取れずフォール、惜しかったでした。女子は2完登した菅野選手が優勝。鈴木選手が1完登で2位でした。こちらは鈴木選手が登れた課題を菅野選手が登れなかったりと課題によってバラけた感じで個性が出ましたね。リードは女子が5.12aの設定。高度20の菅野選手と鈴木選手が並びましたが競技時間の差で菅野選手が1位。男子は5.12b/cの設定。下部の手順や読みができなかった選手が多かったせいか最初の4クリップあたりでフォールする選手が多かった。そんななかそこを物ともせず越えたベテラン佐々木選手が完登。パワフルな登りでみんなを驚かせた佐藤選手が終了点手前のホールドタッチで2位、長谷川選手が正確なムーブの読みで手順を進め3位となりました。そして今年から成年の合計ポイント算出方法を変更しました。国体でより上位を目標にボルダリング重視の選手を選考したいという実行委員会の意向で、通常はリード順位+ボルダリング順位=合計スコア となるところですが、リード順位+(ボルダリング順位×2)=合計スコアという算出方式に変更いたしました。総合ポイントでは成男が佐々木選手が1位、2位は國分選手と成井選手が並びましたが、同ポイントの場合はボルダリングの順位の上位を優先するという規定により國分選手が2位となりました。代表は佐々木選手と國分選手が選出されました。女子は菅野選手が1位、鈴木選手が2位で代表となりました。
続いて19日は少年男女が9時から開会式で9時半からリード予選をフラッシュ方式で5.10bをトライ。少男は5名完登。少女は1名完登。ジュニアクラスは全員7名完登。続いて決勝はオンサイト方式。少男は成年男子と同じルート(5.12a/b)でした、関根選手がいい登りでしたがホールドを見落としてしまい痛恨のフォール。冷静に登ればもっと登れたはず。少女とジュニアは成年女子と同じルート(5.12a)。少女は三瓶選手のみでしたが成年女子選手の1手下までいきました。驚くはジュニア達。成年女子と同高度が四家選手、1手下が滝口選手、そしてそれを超え終了点3手前までいった荒井睦輝選手が1位となりました。午後はボルダリングでベルトコンベア方式の4課題。少年男子の1、2課題は成年女子の4、5課題と共通。これを桝田、関根のみ完登。2、3課題は成年男子の1、2課題と共通。これは難しかったかボーナスまであと少しというところでした。アテンプト差で関根選手が1位。少女とジュニアは共通ルート。2課題目が4級でこれを完登したのが三瓶選手、斎藤選手、滝口選手、四家選手、荒井睦輝選手、荒井睦輝選手。 3課題目は3級で難しくボーナス超えが5名出たが終了点までいかず未完。4課題目も3級でこれを斎藤選手が1撃、滝口選手が2撃でした。女子は三瓶選手1位、ジュニアは斎藤選手1位,、アテンプト差で滝口選手が2位でした。総合では少男が1位関根選手、2位桝田選手が代表。少女は1位三瓶選手、2位坂本選手が代表。参考ですがジュニアは1位が滝口選手と四家選手が肩を並べ、3位が斎藤選手と荒井睦輝選手が肩を並べました。
全選手が怪我なく無事終えたことをほっとしています。またボランティアでお手伝いいただいた審判・役員(トレイルロックの会員さん)誠にありがとうございました。来年も同様お手伝いお願いいたします。皆様のお手伝いがあってこそこの運営が成り立ちます。
代表となった選手はさらに東北総体、国体と向けトレーニング頑張ってください。そして今回特にジュニア達の活躍が著しく向上しているのに驚きました。今クライミング界では小学生〜中学生〜高校生の活躍が目立っています。大人と同等の成績や活躍をしています。福島県もその波が来ていると言ってもいいでしょう。親さん達の協力は必要ですが、これからの活躍をみんなで応援していきます。
結果速報は下記よりダウンロードしてください。
国体クライミング競技の県代表となる予選会の県総体クライミング競技が郡山市のTRAILROCKにて開催されます。6/15(水)が成年男女、6/19(日)が少年男女が行われます。参加者募集中!詳しくは下記を参照して申し込んでください。
平成28年度国民体育大会山岳競技福島県予選会
第69回福島県総合体育大会山岳競技実施要項
1、 期 日 : 平成28年6月15日(水)19:00〜22:00 種別:成年男女
6月19日(日)8:00~16:30 種別:少年男女
2、会 場 : 郡山市富久山町福原字上台26-1「TRAILROCK」℡024-934-9710
3、実施・種目 : リード競技、ボルダリング競技(全員が両競技に出場する) 国民体育大会山岳競技規則集に準じて実施する。
4、参加チーム :
(1)個人競技とし、1団体(1校)あたりの参加者数は制限しない。
(2)少年は監督を付ける。監督は複数の参加者について兼務してよい。
5、日 程 :
6月15日(水)成年男女 19:00〜22:00 成年ボルダリング・リード決勝 (オンサイト)
6月19日(日)少年男女 8:00 審判・役員会議
8:00〜9:00 受付
9:00 開会式
9:30〜12:00 リード競技 予選(フラッシュ)決勝(オンサイト)
13:00〜15:30 ボルダリング競技 決勝(オンサイト)
16:00〜16:30 閉会式(表彰)
6、国民体育大会及び東北総合体育大会代表チームの選考
(1)競技種目の成績及び最終選考会により種別ごとの選手の中から国体委員会で選抜編成する。
(2)参加者は選抜された場合には選手・監督として出場しなければならない。
(3)監督は指導員資格を有しなければならない。
7、参加資格
本大会の総則に定める参加資格のほか次による。
(1) 日本山岳協会に選手登録したもので福島県山岳連盟の加盟団体に所属するもの。
(2) 少年は学校長の出場許可を受けたもの。
8、参加申し込み方法
(1)別紙参加申し込み様式により2部作成し、6月3日(金)までに下記大会実施本部宛送付すること(FAXでもよい)。
(2)参加料・選手登録料等は申し込みと同時に必ず現金書留または銀行振込(口座;東邦銀行福島市役所支店普通115875福島県山岳連盟 会長 三森一男)により送金すること。または当日持参も可とする。(当日不参加の場合は返金しない)
① 参加料;1,500円/人
② 競技選手登録料;成年2,000円/人、少年1,000円/人
9、表 彰
種目別の1位から6位の選手に賞状を授与し、1位の選手にはメダルを授与する。
10、連絡先
<大会実施本部> 〒963-8061 郡山市富久山町福原字上台26-1トレイルロック気付 菅野 富寿 ℡/Fax024-934-9710
11、後援協賛
㈱キャラバン、㈱ロストアロー、フロンティアスピリッツ、TRAILROCK-ONLINESHOP
平成28年度クライミング講習会の開催について
今年は6月19日に福島県総合体育大会が郡山市のトレイルロックで開催されます。
つきましては福島県のクライミングの競技力向上を目指して指導者と部員のためのルール説明や技術講習も含めたクライミング講習会を下記に開催することになりました。
ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
記
1、 開催内容
(1)日程:6月4日(土) 9:30~10:00 受付
10:00~12:00 リード講習
13:00~15:00 ボルダリング講習 ※県総体を想定しての実戦もあります
(2)会場 郡山市富久山町福原字上台26-1 「トレイルロック」℡024-934-9710
2、参加申込先
福島県山岳連盟競技委員・県総体実施本部
〒963-8061 郡山市富久山町福原字上台26-1 トレイルロック内 ℡/Fax024-934-9710
3、参加費用
(1)1人 1,000円
(2)持参品: クライミングシューズ・ハーネス・ロープ、筆記用具、昼食等
(3)クライミングシューズ・ハーネス・ロープがない方は無料でレンタルしますが数に限りがあます。
4、参加方法
(1)各高校の顧問の先生が取りまとめ学校長の許可を得て参加申し込みすること。
(2)あらかじめスポーツ安全傷害保険(県体協)にはご加入してください。
県総体に先立ちクライミング講習会を実施いたします。高校生の新入部員へのクライミングのルールブック説明やリードクライミングの実施講習に有効です。
2016東北総体(青森県県階上町)
10月7~9日にかけて岩手県盛岡市にて国体山岳競技クライミングが実施されました。
成年男子4位、成年女子3位、少年男子2位、少年女子3位で昨年に引き続き全種別国体出場という快挙を成し遂げました。今年は国体が岩手県ということで出場枠が3県ということに救われたこともありましたがそれでも選手の健闘は素晴らしいです。県別総合成績でも岩手県に続き2位いうすばらしい成績でした。連盟の事務局と選手育成ともちろん選手の活躍の賜物です!この勢いで、10月7〜9日の「希望郷いわて国体」も頑張りましょう!
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2016 岩手国体
10月7~9日にかけて岩手県盛岡市にて国体山岳競技クライミングが実施されました。
7日の結果
成年男子ボルダリング予選(佐々木,國分ペア)35位。
成年女子ボルダリング予選(菅野,鈴木ペア)4位。決勝進出。
少年男子リード予選(関根,桝田ペア)20位。
少年女子リード予選(三瓶,坂本ペア)17位。
8日の結果
成年男子リード予選(佐々木,國分ペア)34位。
成年女子リード予選(菅野,鈴木ペア)13位。成年女子ボルダリング決勝(菅野,鈴木ペア)8位。
少年男子ボルダリング予選(関根,桝田ペア)18位。
少年女子ボルダリング予選(三瓶,坂本ペア)18位。
成年女子ボルダリングは見事決勝進出し、8位入賞を果たしました!。これは山岳競技にボルダリングが採用された9年前から初めての快挙です!
選手個人の努力のたわものですが、応援してくださった関係者のサポートがあってこそです。この紙面をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。