スポーツクライミング・アルパインクライミングコーチの資格登録制度

 

日本スポーツ協会（JSPO）公認のコーチ登録制度があります。それに殉じて日本山岳・スポーツクライミング協会（JMSCA）公認のコーチ登録制度があります。JMSCAには、スポーツクライミング（SC）コーチとアルパインクライミング（AP)コーチ登録制度の2種類があります。

コーチ制度は、地域スポーツクラブ・スポーツ少年団・学校運動部活動等でのコーチングスタッフとして、基礎的な知識・技能に基づき、安全で効果的な活動を提供する方のための資格でので、フリークライミングを指導する立場にある例えばクライミングジムインストラクターや部活の教師など、岩場や登山でのクライミングガイドを職にしている方は是非取得しておきたい資格です。

SCコーチ資格がないとスポーツクライミング競技の国民体育大会及び国体ブロック大会の監督ができません。

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そこまで、本格的なコーチまで必要ない方には、スタートアップコーチ制度もあります。ことらもJSPOの制度で、専門のJMSCA公認のSCスタートアップコーチ、APスタートアップコーチがあります。こちらは、地域スポーツクラブ・スポーツ少年団・学校運動部活動等において、上位資格者と協力して安全で効果的な活動を提供する方のための資格です。例えば、施設を管理しているスタッフやクライミングの安全面をサポートしているスタッフは取得しておきたい資格です。

 

資格を取るには、福島県山岳・スポーツクライミング連盟の推薦を経て、コーチングアシスタント養成講座またはNHK学園による通信講座（共通科目Ⅰ）と専門科目（JMSCA指導委員会が開く研修会）に合格しなければなりません。費用としては3万～4万円くらいかかります（交通費は別途）。