FCA 福島県フリークライミング協会
2019県総体スポーツクライミング大会結果報告
6月16日(日)当日は朝から雨模様でしたが気温も高くはなく涼しい中、いいコンディションで大会が無事終了いたしました。
まずはじめに、大会要項に県総体山岳競技とありましたが、今年からスポーツクライミング競技と名称が変更になっていたのを昨年のままで要項を出していました。今年からスポーツクライミング競技です。成年男子が5名、成年女子が3名、少年男子が5名、少年女子が5名、ユースクラスが6名の計24名の参加でした。
午前はボルダリングから。ユースから始まり、5級→3級→4級→3級の内容でした。これを小学6年の佐々木玲偉くんがただ一人1撃できめました。
少年女子と成年女子と少年男子は共通課題で、3級→2級→2級→1級の内容を、少年女子は滝口萌が全完登、少年男子は荒井睦輝が1撃完登をきめた。
続いて成年男子は、2級→1級→初段+ →初段の内容。第3課題を除いて完登を決めた関根凌太が1位。4課題目のコーディネーションは、関根、村松が完登したが、村松は第2課題を登れず勝敗が分かれた。zoneポイント手堅く取れた國分が2位となった。
午後からは、リード。ユースが5.11b、少年女子と成年女子と少年男子が共通で5.12b、成年男子が5.13aのグレード(推定)。
ユースには優しかったか、3人が完登。少年女子は、滝口、林、大野の3選手が完登し、時間で勝負がついた。例年少し易しめになってしまうこのカテゴリー、選手の力を最大に引き出せなかったセッターの反省、リスクを恐れて易しめになってしまった。少年男子は荒井選手が余裕の完登で締めた。
最後に成年男子。テクニカルな下部で國分が力尽きてしまう。上部の核心、アンダーホールドで村松がフォール。そこを越えた佐藤と藤田がスローパーからの1手でフォール。唯一そこをデットで越え、ゴール1手前まで進んだ関根が1位となった。
総合成績を出し、東北総体と国体の代表選手を選出するのだが、今年からルールが変わり、それぞれの順位の積(掛け算)で算出するのだが、成年で2位の佐藤と國分でポイントが並んでしまった。審判協議の上、タイブレイクボルダーをし熱戦の結果、國分が代表となった。
参加人数が少ない県総体ではポイントが並んでしまうのはよくある(過去にもありました)。その度にタイブレーク実施するのは時間とセットがかかるので、来年以降は県独自のルールを実施した方が良いかと思われる(総合ポイントで並んだ場合はボルダーの順位を優先するなど)。
それと同時に選手が競技ルールを理解することも大事だと思いました。スタートをやり直されたり、クリップ指定を見逃したりなど惜しいトライも見られたので、こういった公式の大会の場数を踏むことの重要さも感じられた。
最後に、ボランティア同然で支えてくれた審判・役員の皆様、ご協賛いただいた、㈱Blue Elephant「Go&Fun」、TRAILROCK-ONLINESHOP 様、ホールドを貸出しくださいましたTRAILROCK 様、セッターの平野正行様、誠にありがとうございました。
6月17日の福島民報新聞記事より
令和1年度年度国民体育大会山岳競技福島県予選会
第72回福島県総合体育大会山岳競技実施要項
1、 期 日 : 2019年6月16日(日) 8:00~17:00 種別:少年男女/成年男女/ユース
2、会 場 : 二本松市上葉木坂2番地3「スカイピアあだたらアクティブパーク」
3、実施・種目 : リード競技、ボルダリング競技(全員が両競技に出場する) 国民体育大会山岳競技規則集に準じて実施する。
4、参加チーム
(1)個人競技とし、1団体(1校)あたりの参加者数は制限しない。
(2)少年は監督を付ける。監督は複数の参加者について兼務してよい。
る。
5、日 程
6月17日(日) 8:00 審判・役員会議
8:00~9:00 受付
9:00 開会式
9:30~12:20 ボルダリング競技(オンサイト4本) ユース→少女→成女→少男→成男
13:30~15:00 リード競技(オンサイト1本) 全カテゴリー同時進行
15:30~16:30 閉会式(表彰)
6、国民体育大会及び東北総合体育大会代表チームの選考
(1)競技種目の総合成績あるいは最終選考会により種別ごとに選出し国体委員会で選抜編成を承認する。
(2)参加者は選抜された場合には選手として出場しなければならない。
7、参加資格
本大会の総則に定める参加資格のほか次による。
(1)日本山岳協会に選手登録したもので福島県山岳連盟の加盟団体に所属するもの。
(2)少年は学校長の出場許可を受けたもの。
(3)ユースクラスとして中学2年生以下の参加を認める。※参加料のみで選手登録は任意とする。
8、参加申し込み方法
(1)別紙参加申し込み様式により作成し、6月8日(土)までに下記大会実施本部宛送付すること(FAXでもよい)。
(2)選手登録料は各自でJMSCAのwebで選手登録を済ませること。
参加料は申し込みと同時に必ず現金書留または銀行振込(口座;東邦銀行福島市役所支店普通115875福島県山岳連盟 会長 三森一男)により送金すること。または当日持参も可とする。(当日不参加の場合は返金しない)
①参加料;1,500円 ② 競技選手登録料;成年2,000円、少年1,000円、※A登録は5,000円。
9、表 彰
種目別の1位から6位の選手に賞状を授与し、1位の選手にはメダルを授与する。
10、連絡先
<大会実施本部> 〒963-8061 郡山市富久山町福原字上台26-1 福島県フリークライミング協会事務局 ℡・Fax024-934-9710
11、後援協賛
TRAILROCK-ONLINESHOP、㈱Blue Elephant「Go&Fun」、㈱大塚製薬工場「OS-1」
県総体に先立ちクライミング講習会を実施いたします。高校生の新入部員へのクライミングのルールブック説明やリードクライミングの実施講習に有効です。
令和1年度クライミング講習会の開催について
今年は6月16日に福島県総合体育大会山岳競技が二本松市のスカイピアアクティブパークで開催されます。
つきましては福島県のクライミングの競技力向上を目指して指導者と部員のためにルール説明や技術講習も含めたクライミング講習会を下記に開催することになりました。
ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
1、 開催内容
(1)日程:6月1日(土) 9:30~10:00 受付
10:00~12:00 リード講習
13:00~15:00 ボルダリング講習 ※県総体を想定しての実戦もあります
(2)会場 郡山市富久山町福原字上台26-1 「トレイルロック」℡fax024-934-9710
2、参加申込先
福島県山岳連盟競技委員・県総体実施本部
〒963-8061 郡山市富久山町福原字上台26-1 トレイルロック内 福島県フリークライミング協会事務局 ℡/Fax 024-934-9710
3、参加費用
(1)1人 2,000円
(2)持参品:クライミングシューズ・ハーネス・ロープ、筆記用具、昼食等
(3)クライミングシューズ・ハーネス・ロープがない方は無料でレンタルしますが数に限りがあります。
4、参加方法
(1)各高校の顧問の先生が取りまとめ学校長の許可を得て参加申し込みすること。
(2)あらかじめスポーツ安全傷害保険(県体協)にはご加入してください。
※6月1日に都合がつかない場合などは個別に講習も可能ですので、電話で予約を取ってください。
10月4~6日にかけて茨城県鉾田市にて開催されました。本県選手成績は、成年男子ボルダリング競技39位、リード競技36位、少年女子ボルダリング競技3位、リード競技4位という成績であった。
地元福島県にて、会場は二本松市スカイピアあだたらアクティブパークにて開催されました。7月27日はボルダリング競技、28日はリード競技が開催されました。本県選手は、成年男子がボルダリング5位、リード5位。成年女子はボルダリング2位、リード5位。少年男子はボルダリング5位、リード3位。少年女子はボルダリング1位、リード1位。という成績で成年男子と少年女子が茨城国体の切符を得た。