​6/17(土)成年男女の部。13時から男子のボルダリングスタート。男子参加者は８人。課題は５課題、トライ時間は４分のオンサイトトライ。１課題目はボリュームに４点乗せるのがやや難しい課題。そして核心はハイステップで乗り込みSoill BigBubをプッシュし手首を返してゆくムーブ。完登は５人。推定２級。2課題目はFlatのDamageControlを駆使した課題。やはり最新シェイプ慣れていないのかボーナス取りがなかなか止まらない選手続出。これを超えた國分選手と関根選手だったが２人ともスローパーを押さえきれずゴールはできなかった。推定１級/初段。３課題目はCheetaの極カチを駆使した課題でplanetのボリュームをプッシュして足を乗せる事も難しい。予想通り背丈のある選手はスタートきれずに終わる選手も。後半はメトリウスジョーイとリンプルを押さえ込むが、ここも國分選手と関根選手がリンプルを根性で押さえゴールへ向かうが力尽きてしまった、惜しい。推定初段。４課題目は距離は短いけれど発射しずらいスローパーへのダブルダイノ。ここは全選手が３トライ以内で出来るが後半の核心はルーフの右手ガストン取り、左アンダーで耐えて右手を空中殺法のようにガストンをアンダーに変えてからランジでピンチ取りへ。ここを越えたのも國分選手と関根選手。なんとガストンで入らずに直接右手アンダーを捉えた。セッター泣かせ。でも凄い右手の保持と体を壁に入っていく柔軟性。完登はこの２名。推定１級。５課題はスラブ。FlatのDamageControlのデュアルジブスとスクアドラの薄〜いジブスを駆使した課題。これはみんな手こずり離陸するも先に手を出して、足をクロスして移動できない。それだけ足が悪いのだが、先に足をクロスするという発想ができない、、それだけ踏み足が悪いのだが。ここを突破したのは関根選手、ボーナスも捉え、あとは完登だと思われたがスタティックに取りに行くところをV字のDamageControlのデュアルジブスをダブルダイノで止めると読んでしまい止めきれなかった〜残念。推定１級。

優勝は２完の國分選手、２位は同じく２完でアテンプト差で関根選手。

続いて15時から女子。男子のリメイクルート。３課題、４課題を完登した菅野選手が優勝。

15時4５分から男子リード。推定5.12b。國分選手、関根選手が完登。競技規則により時間差で國分が優勝。17時から女子リード。推定５.12a。菅野選手が文句なしの完登で優勝を決めた。

6/18(日)は少年男女の部とユース・キッズの部。９時から山岳連盟の会長はじめ役員、体育協会の方も来賓しての開会式。そして９時30分から少年男女ユース・キッズ共通のリード・フラッシュ。推定5.10c。完登した人のみが決勝にいけるルール。完登は少年男子４人、女子４人、キッズ６人。続いて決勝はオンサイト。昨日の成年女子と共通ルート。少年男子は荒井洸夢選手が終了点３手前までいきフォールで１位。少年女子はなんと林姉妹と斎藤選手の３人が完登。競技規則によりタイム差で林まりな選手が優勝、妹のあいり選手２位、斎藤選手が３位という結果に終わった。

ユース・キッズの部ではこちらも完登が３人、タイム差で荒井睦輝選手が優勝、滝口選手２位、佐々木選手３位という結果になった。セッターの反省としては少年女子・ユース・キッズの出来を甘く見てしまい少し簡単であったということ、完登・時間差で順位づけはやはり選手の力を最大限に引き出せななかったので来年度以降容赦なくセットすべきと反省。

13時からは少年男女のボルダリング。ルート成年女子と共通ルート。少年男子は優勝は２完の荒井洸夢選手。少年女子は３完の林まりな選手。２位は１完で斎藤なお選手がアテンプト差でと林あいり選手に競り勝ちました。

14時半からはユース・キッズがさらにリメイクルートで。５完の圧巻の登りで荒井睦輝選手が優勝。４完で滝口選手が２位、２完で大野選手が３位となった。

全選手が怪我なく無事終えたことをほっとしています。またボランティアでお手伝いいただいたトレイルロックの会員さま誠にありがとうございました。来年も同様にお手伝いお願いいたします。皆様のお手伝いがあってこそこの運営が成り立ちます。また18日はたくさんの応援の方がいらっしゃいまして盛り上がりましたね。

代表となった選手はさらに東北総体、国体と向けトレーニング頑張って今年も４種別国体出場を目指しましょう。そしてキッズ・ユースの活躍も楽しみです。親さん達の協力は必要ですが、これからの活躍をみんなで応援していきます。

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